看護師の求人の探し方のおすすめは?
看護師の求人の探し方のおすすめについて誰にでも理解できるようにまとめました。
看護師の求人の探し方~主に7つの方法があります
【看護師の求人の探し方のおすすめ(簡単解説動画)】
看護師の求人の探し方には様々な方法がありますが、特に多い探し方を7つ挙げてみます。
知人・友人の紹介、新聞・雑誌などの広告、病院・施設のホームページ、ハローワーク、求人情報サイト、紹介会社(看護師求人サイト)、ナースセンター(ナースバンク)です。
それぞれ看護師求人の探し方には特徴があり、またメリット、デメリットも存在します。
・転職活動を自分自身の力で進めていきたい場合
ハローワーク、病院・施設のホームページ、求人情報サイト、新聞雑誌の求人広告を利用すると良いでしょう。
メリットは自分のペースでの転職活動が可能です。
その代わりデメリットとして、希望の求人を見つけるのに時間がかったり、病院や施設の生の情報を得にくくります。
・転職活動を楽に進めたい場合
人に求人を探してもらったり、紹介してもらいたい場合には、友人・知人の紹介を受けるか、ナースセンター、看護師専門の紹介会社を利用すると良いでしょう。
転職活動の効率が良く、病院・施設の生の情報を得られやすいです。
その代わり、デメリットとして、紹介者によって求人の質が変わってきます。
看護師求人・7つの探し方のメリット・デメリットの比較
看護師求人募集の7つの探し方のメリット、デメリットの比較です。
メリット | デメリット | |
病院・施設のホームページ | ・求人に直接問い合わせ・応募できる
・病院・施設の情報を多く得られる ・応募したい病院・施設だった場合、他の求人を探す手間が省ける |
・雇用主の発信情報のため情報に偏りがある
・応募する病院・施設が決まっていない場合、求人を探す時間がかかる |
新聞・雑誌の広告 | ・近所の病院・施設の情報が得られる(新聞・折り込み広告)
・インターネット接続しなくても求人情報が得られる |
・求人情報の数に限界がある
・求人一件あたりの情報量が少ない ・求人の募集期間が短い場合が多い |
求人情報サイト | ・求人サイトによっては多くの求人を閲覧できる
・求人検索機能で求人を探しやすい ・求人の比較が簡単にできる ・転職ノウハウを知ることができる場合がある |
・求人情報は各求人票の範囲まで
・求人は雇用主側の情報なので偏りがある |
ハローワーク | ・国の機関なので信頼感がある
・パソコン、求人票から多くの求人を閲覧できる ・無料で就職相談ができる |
・求人票以外のリアルな情報を得難い
・あらゆる業種の求人を扱っているため担当者が個別の求人を把握できない ・無料で求人募集できるので取り扱いの医療機関はピンキリ ・求人一件あたりの情報量が限られている |
紹介会社 | ・希望の条件の求人を紹介してくれる
・条件の良い非公開求人を紹介してくれる ・病院・施設との連絡・面接日程の調整をしてくれる ・応募書類・面接対策のアドバイスをしてくれる ・病院・施設との面倒な交渉を行ってくれる ・求人票にない病院・施設のリアル情報を得られる |
・紹介会社の数が多く選ぶのが大変
・電話・メールでの連絡が多い ・担当者の質に差がある ・自分自身のペースで転職活動できない場合がある |
ナースセンター(ナースバンク) | ・窓口で求人の紹介(紹介状の発行)をしてもらえる
・病院・施設のパンフレットを閲覧できる ・Eセンターで自宅で求人の閲覧ができる ・復職支援研修を開催している |
・営業時間が平日昼間から夕方と限られている
・求人紹介に数日~一週間かかる場合がある |
知人・友人の紹介 | ・自分自身に合う病院・施設を紹介してくれる場合が多い
・求人票以上のリアルな情報を知ることができる ・普通に応募するよりスムーズに転職できる |
・一旦応募すると紹介者の手前、断りにくくなる
・一旦入職するとイメージと違っていても辞めにくくなる |
看護師紹介会社・ハローワーク・ナースセンターの違い
看護師専門の紹介会社、ハローワーク、ナースセンターの違いが分かりにくいという方は多いです。
そこで、看護師紹介会社、ハローワーク、ナースセンターの違いを誰でもわかるように解説しました。
ハローワークとは?
ハローワークインターネットサービスは2020年1月6日より完全リニューアルしました。
具体的には、以前よりスマートフォン対応、マイページの開設、求人情報が充実しています。
(詳細は厚生労働省のHPまで)
ナースセンターとは?
行政機関 | 指定機関 | 名称 | 代表的な管轄事業 |
厚生労働省 | 日本看護協会 | 中央ナースセンター | ナースバンク事業 |
都道府県 | 都道府県看護協会 | 都道府県ナースセンター | eナースセンター |
中央ナースセンターは一個のみ設置、都道府県ナースセンターは各都道府県に一個設置されています。
同じ「ナースセンター」でも役割が異なります。
看護師紹介会社(看護師転職サイト)とは?
希望する条件を伝えるだけで求人を紹介してもらえる。
履歴書・面接対策のアドバイスや転職相談などのサービスを受けることができます。
↓
看護師の転職サイトの選び方
看護師転職・求人サイト108社の中から厳選された5社を掲載
↓
看護師転職サイトランキングベスト5
看護師紹介会社、ハローワーク、ナースセンターの違い
紹介会社、ハローワーク、ナースセンターの違いを詳しく表にまとめてみました。
看護師紹介会社 | ハローワーク | ナースセンター | |
【運営】 | 厚生労働省認可を得た民間企業 | 厚生労働省 | 公益社団法人日本看護協会 |
【拠点】 | 看護師転職サイトによって異なる | 全国550ヶ所以上 | 全国89ヶ所(支所、相談所全て含む) |
【料金】 | 無料 | 無料 | 無料 |
【担当】 | 看護師専門のキャリアアドバイザー | 相談員 | 元看護師の相談員 |
【特徴】 | キャリアアドバイザーが転職活動を支援。非公開求人あり | 求人案件探しから退職・入職まで自分自身で行う | 看護師の視点で職探しができる |
【求人】 | WEB登録後、医療機関に詳しいキャリアアドバイザーが希望に合う求人を探してくれる | 窓口で登録後、自分自身で求人検索 | 求人票登録後、自分自身で求人検索 |
【応募】 | キャリアアドバイザーが代行 | 自分自身で応募 | WEBで紹介依頼し成立後、面接 |
【面接対策】 | キャリアアドバイザーによる提出書類、面接のアドバイス | 履歴書の書き方、面接講座 | 元看護師がアドバイスする |
【交渉】 | キャリアアドバイザーが年収、条件・待遇の交渉を代行可能 | 交渉は自分自身でやる | 交渉は自分自身でやる |
インターネットサービスとしてハローワークにはハローワークインターネットサービス、ナースセンターにはe-ナースセンターがあります。
『看護師の求人の探し方のおすすめは?』のまとめ
- 看護師の求人の探し方には主に7つの方法があり、それぞれメリット・デメリットがある
- 知人・友人の紹介、新聞・雑誌などの広告、病院・施設のホームページ、ハローワーク、求人情報サイト、紹介会社、ナースセンターで看護師求人を探せる
- 自分で探す場合はハローワーク、紹介してもらう場合はナースセンターか紹介会社がよい
- ハローワークは国の機関で安心できるが、看護師求人に詳しいわけではない
- ナースセンターは元看護師のアドバイスを受けて転職活動ができる
- 紹介会社(看護師求人サイト)はキャリアアドバイザーが転職活動を求人探しから入職までを支援してくれる