ナースの職務経歴書の書き方・封筒の書き方
【ナースの職務経歴書の書き方のポイント解説】
看護師の職務経歴書の書き方、封筒の書き方をまとめました。
ナースの場合、職務経歴書の提出を求められるのは一部の企業立病院や美容外科がほとんど。
一般の転職の場合は、履歴書、職務経歴書を同時に提出する場合が多く、書籍、インターネット上にも多くの例があります。
しかし、看護師の職務経歴書の書き方は一般企業向けのものとは少し異なります。
そして、いざ職務経歴書を書くとなるとなかなか書けない人が多いものです。
ここでは、看護師向けの職務経歴書の書き方を詳しく説明いたします。
ナースの職務経歴書の書き方
看護師の職務経歴書の意味
看護師の職務経歴書の意味合いは、「今までの看護師としてのキャリア、経歴を確認するためのもの」です。
したがって、履歴書に書ききれなかった職務の内容を書く程度のシンプルなもので構いません。
用紙は履歴書と同封されているもの、もしくはインターネット上からダウンロードして印刷すればよいでしょう。
職務経歴書に書くこと
職務内容について
職務経歴書はその名の通り「いつからいつまでどこで、どんな仕事を、どんな取り組み方でやって、どんな結果を出してきたか」を書きます。
具体的には、在職期間、配属先、経験科目とあなた自身の能力が一目で分かるように書くことが理想です。
一行ごとに入職した病院名、配属先、業務内容を過去から順番に書いていきます。
夜勤のある病院に応募する場合、配属の横に二交代・三交代勤務を経験したことを書くとよいです。
プリセプター、リーダーなどの経験など、アピールできることは全て書き出しましょう。
- プリセプター、リーダーなどの経験
- 委員会、看護研究、研修などの経験
- そのほか、重要事項を任された経験
「自分のできること」、「自分の性格、人間性」などアピールポイントを書きます。
応募先の病院、施設が求めているものは何かを念頭に入れ、自分のどんな部分、経験が役に立つのかを考えながら、書きましょう。
封筒の書き方
封筒の選び方
白くて大きい封筒(角型2号=A4サイズ、角形3号=B5サイズ)を選びます。
A4など二つ折りした履歴書よりも大きいものを選びましょう。
最近はコンビニで履歴書を購入すると、セットで封筒の付いているものがほとんどです。
応募書類用の封筒の書き方・6つのチェックポイント
【封筒表面】
①
郵便番号は真ん中より右に向かって横書きで書きます。
応募先が同じ市町村内であっても都道府県名から書きます。
丁目以下は「1-2-3」ではなく、「一丁目二番三号」という風に書きます。
②
病院名は住所より若干大きな文字で、住所より一段下げて書きます。
総務部、総務課など担当者の部署は一段下げて書きます。
③
宛名には担当者の名前の上に肩書を書きます。
- 肩書が分からない場合→「採用御担当○○様」
- 担当者名が分からない場合→「採用御担当者様」
- 宛名が病院名、部署名で終わる場合→「○○御中」
④
もし自前で白の大きな封筒を準備する場合は、封筒の左隅に「履歴書在中」と赤いサインペンで書き、四角の枠で囲みます(定規使用)。
履歴書とセットで入っている封筒を使う場合はそのままで大丈夫です。
【封筒裏面】
⑤
裏面には、自分の住所と名前を書きます。
都道府県名、丁目以下などは省略しません。
裏面の左下4分の1に納まるように書きます。
⑥
郵送の場合、書類を入れた後のりで封をし、接着後「〆」を書きます。
※応募書類を持参する場合は、封をしません。
応募書類を封筒に入れる順番
封筒を表面にした状態(宛名面側)から、挨拶状がある場合は挨拶状、履歴書(証明写真側)、職務経歴書、その他の書類という順番です。
①挨拶状
②履歴書
③職務経歴書、その他の書類
④看護師免許(少し小さめの白い封筒に入れて下さい)
看護師の職務経歴書・封筒の書き方のまとめ
- 職務経歴書は経歴が確認できるよう手書きで書く
- 過去から順番に在職期間、配属先、経験科目が分かるように書く
- 自己PRは応募先で役に立ちそうな事を中心に
- 封筒は白くて大きな封筒を使用(履歴書に同封のモノでOK)
- 住所、宛名の書き方に注意する
- 持参する場合は封をしないこと