看護師の転職の自己分析の方法は?

看護師の転職の自己分析

看護師の転職に自己分析が必要な理由と方法

いざ転職を始めようとする時、一番最初にしなければいけないことが転職のための自己分析です。

しかし、いざ転職のための自己分析と言われても就職時とは異なる自己分析が必要になります。

「就活の時の自己分析では駄目なの?」
「転職時の自己分析では具体的に何をすれば良いの?」

と考える人に看護師の転職に必要な自己分析について、自己分析のメリット、自己分析の進め方を説明いたします。

自己分析とは?

まず自己分析の定義がしっかりしていないと、自己分析自体が曖昧になってしまいますので、はじめに自己分析とは何か?をお伝えします。

自己分析の定義は、過去と現在、そして未来のありたい自分を、客観的に考えることです。

もし自己分析をせず、あまり考えずに勢いだけで転職してしまうと、「前の職場のほうがよかった…」と後悔することになりかねません。

そうならないためにも、まずは自分の現在の悩みを整理して、課題を明確にしましょう。

看護師として働いている場合、人間関係や残業の多さ、給与面など、仕事など様々な悩みを抱えていると思います。

自己分析が必要な理由と自己分析をするメリットとは

転職活動において、自己分析は絶対に必要な工程というわけではありません。

しかし、自己分析をすることで、様々なメリットがあります。

現在の職場の人間関係などが嫌になって、「今すぐにでも辞めてやる!」と勢いで転職をしたくなることもあるかもしれません。

しかし、今抱えている問題が転職によって必ず解決できるかどうかは、よく調べたり考えたりしてみないとわからないことが多いものです。

今のあなたが悩んでいること、抱えている問題は何で、それが転職によって実現できるかどうかを整理することで、ようやく満足のいく転職活動ができるようになります。

また、履歴書をはじめとする応募書類や面接を通じて、転職先にあなたの魅力や強みを伝える必要がありますが、すぐに答えることはできるでしょうか?

これまでのあなたが経験してきたこと、身に付けたスキル、どんな看護師になりたいのか、改めて整理しておくと、自信を持って答えることができます。

あなたの強みを活かし、気持ちよく長く働ける転職先を見つけるためにも、自己分析をするとよいでしょう。

それでは、具体的にどのようにして、自己分析を進めていけばよいかを説明します。

自己分析①過去と現在を振り返る

自己分析(1)過去と現在を振り返る

先にも述べた通り、自己分析とは、過去と現在、そして未来のありたい自分を、客観的に考えることをいいます。

まずは、自分の“過去”と“今”を書き出してみましょう。

紙に書き出すと自分を客観視しやすくなるので、思いついたことをどんどん書き出してみるのがおすすめの方法です。

もし自己分析を初めする方は「現在」から考え始めると進めやすいでしょう。

「現在」の悩みや課題を洗い出す

今の仕事で何に悩みを感じているのか、紙に書き出してみましょう。

転職を考え始めたきっかけはどのようなことでしたか?

勤務時間?勤務地?お給料?仕事内容?人間関係?家族の問題?

まずは頭に浮かんだ事をどんどん挙げてみてください。

現在の悩みや課題(一例)
  • 残業が多すぎて、気持ちに余裕がもてない
  • 体力的に夜勤がつらい
  • 忙しすぎて患者さんときちんと向き合えていない
  • 病院・部署の方針と自分の考えが合っていない
  • 職場の人間関係のことで疲れてしまった
  • 結婚したが仕事が忙しく、家庭との両立ができない
  • 今の仕事に慣れたけれど、資格取得などスキルアップができる環境ではない
  • 奨学金は返し終わったけれど、経験不足が心配
  • もっと手技・スキルを身につけたいけれど、自分を鍛えられる環境ではない
  • もともと興味のあった診療科目ではないところで働いている
  • 訪問看護に興味が湧いているが、自信がないので踏み出せずにいる
  • 自分のしたい理想の看護が実現できない

「過去」の経験や思いを振り返る

意外と大切なのが、過去の自分を振り返ることです。

そうとはいえ、何をどのように振り返れば良いのかわからないという方も多いと思います。

まずは「なぜ看護師になったのか?」から思い出してみることをおすすめします。

「看護師になった理由は?」ということです。

小さい頃から優しく接してくれる看護師に憧れていた、手に職をつけて自信を持って働きたいと思ったなど、看護師になったきっかけがあったと思います。

自分自身の原点を思い出すことで、今後どのような働き方をしたいかを冷静に考えられるようになります。

この他、以下のようなことを思い出して、書き出してみましょう。

こうして思い出したことに対して、さらに「なぜそうなのか」を深掘りしていくと、自分を客観的に見ることができるようになります。

この作業をしっかりやっておくと、履歴書や面接の志望動機作成時に役立ちます。

過去のことで思い出しておきたいこと(一例)
  • これまでの職場で学んできたことは?
  • これまでの経験で身に着いたスキルは?
  • これまでの仕事で褒められた経験は?
  • これまでの職場で良かったところ・悪かったところは?
  • 出会った患者さんで特に印象的だったのはどんな人?
  • 仕事の中で最も詳しいと思う分野は?
  • これまで関わった中で尊敬している先輩や上司はどんな人?
  • これまでで1番自分が成長したと感じた経験は?
  • これまでの仕事のうち、好きな仕事・嫌いな仕事は?
  • これまでの仕事のうち、得意な仕事は?

自己分析②未来の理想と優先順位付け

自己分析②未来の理想と優先順位付け

次に、自分が「これからどんな看護師でありたいか」、「これから叶えたい理想とする働き方」を考えます。

具体的には、勤務地や勤務時間、収入などをはじめとする以下のような項目から、希望をそれぞれ考えていきます。

勤務地・勤務時間・収入・スキルアップ・風土や設備・自分がしたい看護

「現在」の振り返りで挙げた問題を、すべて解決して「理想」に変えるのはなかなか難しいことです。

しかし、自分にとって“どうしても譲れないこと”の実現を優先すると、少しずつ理想に近づくことができます。

「勤務地は自宅から何分以内がいいですか?」

「年収はいくら以上欲しいですか?」

「自分の実現したい理想の看護はどのような看護ですか?」

など、できるだけ数多く書き出してみましょう。

続いて、挙げた条件の中で、優先順位を考えます。

転職で絶対譲れないことを3つ書き出してみるとよいでしょう。

1番譲れないことは何で、今は我慢できることは何でしょうか?

今すぐ解決したいことから、何年後かに達成できればいいことを分けて、組み立ててみます。

例えば「どんなに忙しくても、高収入は絶対譲れない」や、逆に「ゆとりのある生活が実現すれば、多少収入が減ってもかまわない」という具合です。

優先順位付けをすることで、ようやく求人探しを始めることができます。

転職をするのか、しないのかの選び方

あなたにとっての「どうしても叶えたい理想」は見つかったでしょうか?

自己分析することで、現状のあなたと理想とのギャップが見え、何を仕事・職場に求めたいのか明確になったと思います。

最後に、今の職場を辞めて、転職するかどうかをもう一度考えてみましょう。

悩みはあっても、今の職場に求めるものがあるなら、転職をしないというのもひとつの選択肢です。

明日から気持ちを切り替えて頑張るの良いかもしれません。

考えてみた結果、やっぱり転職したほうが自分の目指すものに近づけると思ったら、次の活躍の場を探してみましょう。

転職するのもしないのも、決めるのは自分自身です。

看護師が患者さんから死ぬ前に後悔することを聞かされることがあります。

その答えで最も多いのは、「自分らしい生き方をしなかったこと」に対する後悔なのです。

今日という日は、一度しかありません。

後悔するより充実した毎日を過ごせるよう、深く考えてみましょう。

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『看護師の転職の自己分析の方法は?』のまとめ

看護師の転職の自己分析の方法は?のまとめ
  • 自己分析の定義は、過去と現在、そして未来のありたい自分を、客観的に考えること
  • 自己分析をするメリットは今抱えている悩みや問題を整理することで満足のいく転職活動ができるようになること
  • 過去と現在を振り返り書き出すことで、自分を客観的に見ることができるようになる
  • 未来の理想をイメージし、条件の優先順位付けすることで求人を探しやすくなる
  • 自己分析後、転職するのもしないのも、決めるのは自分自身
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