常勤看護師・非常勤看護師の求人の見方とメリット・デメリット

常勤看護師・非常勤看護師

常勤看護師と非常勤看護師の求人の見方とメリット・デメリットのまとめ

看護師求人を探す際に、常勤看護師として働くか、非常勤看護師として働くかは大きな違いです。

常勤看護師は正社員として働き、非常勤看護師はパート・アルバイトとして働きます。

それぞれの働き方にはメリットとデメリットがあリます。

あなたが今、「常勤」で働いている場合、仕事がキツいのでパートやアルバイト、派遣として働きたいと思ったことがあるかも知れません。

実際に常勤で働いている看護師の中には、日勤と夜勤の混ざった二交代、三交代の不規則な勤務スタイルや正職員としての責任の重さに疲れている方も多いものです。

それは「看護師の辞めた理由」や看護師の転職体験談からも分かります。

そうした労働環境を変える方法の一つに転職をすることが挙げられます。

たとえば、夜勤に疲れているのなら、訪問看護や老人介護施設、クリニックをはじめとした日勤しかない勤務先に転職するという方法があるでしょう。

今回は、そうした選択肢以外に「雇用形態」と「勤務スタイル」を変えてみるという方法を提示します。

たとえば、「常勤」からパート・アルバイトなどの「非常勤」や「派遣」に雇用形態を変更した場合、「日勤のみで働く」という選択がしやすくなリます。

常勤と異なり、勤務日数を自分自身で決められるため、プライベートな時間を多くもてるようになります。

現在、雇用形態を「常勤」から「非常勤」へ変えたことで、仕事や責任によるストレスが減り、一度は看護師を辞めようと思ったが続けることができた、という方が増えているのです。

しかし、よくキツイといわれる「常勤」ですが、メリットもあります。

たとえば「給料の多さ」では、正職員とそうでない看護師に差が生まれます。

このように今回は「常勤」と「非常勤」、両方のメリットとデメリットを見つめ直すことで、将来の働き方を考える機会になればよいと考えております。

常勤、非常勤で働くメリット・デメリットとは?

常勤、非常勤の看護師

実際に常勤、非常勤、それぞれの雇用形態で働くメリット・デメリットを整理してみました。

看護師の働き方は「雇用形態」×「勤務先」×「勤務スタイル」という3つのポイントの掛け合わせで決まります。

看護師の働き方は、「勤務先」、「雇用形態」、「勤務スタイル」という3つのポイントの掛け合わせで決まります。

その働き方の組み合わせは、100通り近くあります。

看護師求人を探すときにこの3つのポイントに着目するとよいでしょう。

働き方の3つのポイント
➀雇用形態
正社員などの「常勤」、パート・アルバイトなどの「非常勤」、「派遣」などがあります。

➁勤務先
「病棟」、「クリニック」、「介護施設」、「訪問介護ステーション」などがあります。

➂勤務スタイル
日勤と夜勤が混ざっている「二交代制」や「三交代制」、「日勤のみ」、「夜勤のみ(夜勤専従)」、「短期」、「スポット」などの働き方があります。

これらのポイントの掛け合わせで、看護師の働き方は決まります。

たとえば・・・

* 「常勤」×「病棟」×「2交代制」
* 「パート(非常勤)」×「クリニック」×「日勤のみ」
* 「派遣」×「介護施設」×「夜勤専従」

といった感じです。

今回はそのポイントの中でも、働き方という点でライフスタイルに大きな影響を与える「雇用形態」について掘り下げていきます。

雇用形態は、看護師転職サイトで求人を検索する時に必ずチェックする項目です。

看護師の雇用形態~常勤・非常勤・派遣~

看護師の雇用形態・常勤・非常勤・派遣

それぞれの雇用形態におけるメリットとデメリットについて

正社員である「常勤」、パート・アルバイトである「非常勤」、「派遣」、それぞれの働き方の特徴やメリット・デメリットについてまとめました。

1.正社員である「常勤」

常勤とは正社員(正職員)のことで、看護師全体の7割は常勤として働いています。

給料は基本給が決まっている「月給制」で、働いた時間に応じて夜勤手当や残業手当がつきます。

常勤で働くメリットとデメリットは次の通りです。

看護師が常勤で働くメリット

長時間勤務をする分、責任が伴う仕事が多く、給与が高くなります。

がんばり次第で「昇進」や「昇格」といったキャリアアップが実現できますし、勤務先によってはボーナスが出ることもあります。

各種社会保険などの福利厚生が整備されているほか、契約期間が定められていないため、同じ職場で長く働きやすく、待遇としては一番安定しています。

看護師が常勤で働くデメリット

病院などの勤務の場合は、「2交代制」や「3交代制」などの夜勤を伴う勤務スタイルになるため、身体的な負担が大きいです。

また、全員出席が義務付けられている委員会や勉強会などがあり、夜勤明けの場合でも出席する必要があったりします。

さらには、「シフト制」なので連休などのお休みが取りにくいです。

パート・アルバイトなどの「非常勤」

続いて「非常勤」についてです。

「非常勤」とは「パート・アルバイト」のことを指します。

パート・アルバイトで働く最大のメリットは、時間の自由がききやすいということです。

たとえば、結婚や出産、子育てを機械にして勤務時間を減らしたい方などにオススメの選択肢です。

給料は「時給制」となり、働いた分だけお給料をもらう形になります。

そのため、収入は常勤より不安定になりがちです。

看護師がパートで働くメリット
勤務スタイルの自由度が高く、勤務日数や勤務時間の調整が可能です。

また、常勤と違い、委員会へ出席するといった看護業務以外の拘束が少ないという特徴があります。

トラブルを起こさず働いていれば、同じ職場で長く勤めることも可能です。

看護師がパートで働くデメリット

給料が「時給制」なので、勤務日数が少なかった月は給料が大きく下がることがあります。

常勤よりも責任が重くない分、給料水準自体が低く、ボーナスが出ないことが一般的です。

最近は、「収入」より「働きやすさ」を重視する人が増えてきています。

そのため、看護師求人サイトにも「非常勤求人」が多く掲載されるようになってみました。

常勤で今の仕事がキツイと感じている方は、看護師求人サイトで非常勤求人をチェックしてみても良いでしょう。

またパート・アルバイト(派遣含む)で働く人が社会保険に入るには、週30時間以上働いている必要があリます。

派遣看護師

上記以外に「派遣」として働く派遣看護師があります。

そのメリットは非常勤と同じく自由度の高さです。

また派遣の場合、派遣会社を通しての交渉になりますので、直接話しにくいことも派遣会社が変わり交渉してくれルことです。

デメリットは短期契約が多いことです。

派遣看護師については次回に詳しくまとめます。

夜勤専従看護師と単発バイトについて

夜勤専従看護師と単発

ここまで、雇用形態による働き方の違いについて説明してきました。

その雇用形態とも関係が深いのが「勤務スタイル」です。

勤務スタイルは夜勤があるかどうかがポイントになります。

勤務スタイルとは、勤務する時間帯の種類を指しています。

具体的には、日勤と夜勤をふくめた2交代制・3交代制、日勤のみ、夜勤のみ、単発などです。

2交代制や3交代制は、病院で常勤で働く場合にメインとなる勤務スタイルです。

一方、病院で常勤として日勤のみの勤務スタイルを選べる病院は少ないです。

そのため病院で日勤のみで働きたい場合は、パート・アルバイトなどの非常勤や派遣を選ぶという選択肢も考える必要があります。

もし、勤務先にこだわりがなく常勤で日勤のみで働きたい場合は、老人介護施設、訪問看護、クリニックなど、そもそも日勤しかない仕事を選ぶことをオススメします。

また勤務スタイルについては、看護師ならではの少し変わった働き方もありますので説明していきます。

それは、「夜勤専従」や「単発」という働き方です。

夜勤のみで働く夜勤専従は給料が高め

夜勤専従とは、日勤では働かず夜勤のみの勤務をする勤務スタイルのことです。

この働き方の場合は、常勤、パート・アルバイトなどの非常勤、派遣いずれの雇用形態でも働くことができます。

夜勤のみだと大変そう!という印象を持ちますが、実は2交代制や3交代制よりも夜勤専従のほうが体調管理がしやすいという意見もあるそうです。

なぜかというと、2交代制や3交代制で働くと体調を崩しやすいのは、夜勤があるからだけでなく日勤と夜勤が繰り返されて生活のリズムが一定ではないからです。

その点、夜勤専従は夜勤のみで同じ時間帯の勤務が続くため、生活のリズムを作りやすいようです。

また、夜勤専従の一番のメリットは給与水準が高いことです。

夜勤は時間外手当がつくために時給が高く、1回の夜勤で約3万円支給などという条件の病院もあります。

たとえばそ、その条件で月に9回夜勤で働いた場合、約27万円の給料になります。

短時間働いて効率よく稼げる点に魅力を感じて、夜勤専従で働いている看護師も少なくありません。

夜勤専従については、「夜勤専従看護師」の記事でくわしく紹介しています。

看護師求人サイトでは、パート・アルバイトである非常勤での求人検索や、夜勤専従での検索ができます。

ただし、夜勤専従の場合、派遣で働く場合は注意が必要です。

なぜかというと、夜勤はどの病院でもそもそも人手が少ない時間帯です。

だからこそ病院は、派遣のスタッフを使って人数の穴埋めをしようとしているわけです。

しかし派遣の場合、その病院の実情をほぼ知らない状態で勤務することもあります。

たとえば、急変などで一刻を争う場面で、指示を仰げる常勤スタッフが他の患者さんで手いっぱいになっていたら、自分で判断をしなければいけない局面に立たされてしまうなんてこともありまえます。

したがって、夜勤専従で派遣で働く場合は急変が少ない勤務先を選ぶことをオススメします。

単発は好きな日に好きな仕事をするスタイル

「単発」は派遣会社から紹介される仕事がメインです。

一日だけのものから、数週間といったものまで幅広くあります。

コンスタントに仕事があるわけではないですし、距離的に自分が通える範囲内で仕事があるかも分からないので、条件に合うものが見つかることは少ないかもしれません。

ただ自由度は大変高く、自分が好きな日に好きな仕事だけ選んで行うことができるので人気があります。

単発には、以下のような仕事があります。

単発の働き方の3つの事例
①健康診断
学校や企業の健康診断をするバイトです。
3月末~11月に期間が集中しているので、この時期にガッツリ稼いで後はのんびりしたいという人に人気です。

②ツアー同行
主に学校の修学旅行などに付き添うバイトです。
万が一、生徒が病気になったりケガをしたときの対処をします。
そのため、事前に生徒の持病や常備薬などについて知っておく必要があります。
ただ、病気やケガが起こる確率が低く、お金をもらいながら旅行ができるので人気があります。

③イベント
コンサートやスポーツなどのイベントの医務室で待機するバイトです。
医務室に運ばれてくる人がほとんどいないケースが多いので、こちらも人気があります。

パート・アルバイトなどの非常勤の仕事探しのポイント

職場を変えたいかどうかで決まります。

まず、非常勤で働きたいと思ったときにポイントとなるのは、「職場を変えたいかどうか」です。

たとえば、「今の職場の人たちは好きだけど夜勤がきつい」などのように職場環境への不満がない場合は、今の職場のまま雇用形態だけ非常勤に変わった方がよいでしょう。

そんな時は、職場の上司に事情を話して「常勤から非常勤にして欲しい」と交渉してみることをお勧めします。

スムーズに非常勤に移行できる可能性が高いと思います。

注意が必要なのは「今の職場が自分に合わないから職場も変えたい」という場合です。

常勤の仕事を続けながら、自力で次の職場を探すとなると時間的にも余裕がなく大変です。

また早く辞めたいという焦りから、次の職場を十分に見極められず間違った選択をしてしまう危険性もあります。

こういった状況のときにオススメなのは、看護師転職しあとを運営する人材紹介会社に自分に合う非常勤の仕事を見つけてもらうことです。

多くの勤務先と転職者の情報を持っているプロが、客観的にしっかりとあなたを分析して最適な仕事を探してくれるので、職場選びの成功の確率がグンと上がります。

また、忙しいあなたの代わりに仕事探しをしてくれるので、時間も節約することができます。

人材紹介会社選びに大切なポイントは「病院と交渉力があり、一人ひとりの転職サポートに時間をかけてくれるかどうか」です。

サポートに時間をかけてくれないということは、本当にあなたのことを理解しようとしていないということですし、何かトラブルがあったときに頼りにならないかもしれません。

いい転職のためには、いい紹介会社選びが重要です。

看護師専門の紹介会社では、働き方を変えたい看護師の転職支援をしています。

求人の紹介はもちろん、応募書類の添削、面接の通過率をアップするための対策などのサポートを行っていますので、転職活動を有利に進めたい人は、看護師転職サイトを検討してみると良いでしょう。

いつも忙しく働く常勤の看護師さんたちには、人間関係・激務・ストレスなどの悩みがたくさんあります。

こうした看護師さんたちは、結婚や出産といったライフサイクルのターニングポイントを迎えることで、看護師という職業自体を諦めてしまうこともあります。

しかし、前回と今回お話したように、勤務先や雇用形態、勤務スタイルを見直すことで、看護師さんの働きやすさはグンと向上します。

今まさに悩んでいる看護師の人は、この記事を読んで自分の働き方を見つめ直してみてください。

看護師転職サイトのおすすめ

常勤看護師・非常勤看護師の求人の見方とメリット・デメリットのまとめ

常勤看護師と非常勤看護師の求人の見方とメリット・デメリットのまとめ
・看護師の働き方は、雇用形態と勤務スタイルと勤務先の掛け合わせで決まる
・常勤(正職員)のメリットは、給与が高く、福利厚生が充実し、安定して働けることである
・常勤(正職員)のデメリットは、身体的負担、精神的負担が大きく、連休が取りにくいことである
・非常勤(パート・アルバイト)のメリットは、勤務日数や勤務時間の調整ができることである
・非常勤(パート・アルバイト)のデメリットは、正職員と比較して給与が低く、福利厚生も少ないことである
・給与の多い夜勤専従、好きな日に好きな仕事をできる単発という働き方もある

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