人と人との関係・温かみを感じられる

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介護職員として働くメリット

介護の仕事と聞くと、「介護の仕事は大変そう」「離職率が高いのでは?」「ストレスがたくさんありそう」といった意見が出てくることでしょう。確かに介護の仕事は簡単なものではありません。専門的な知識やスキルに加えて、忍耐力やコミュニケーション能力、体力もそれなりに求められる仕事です。

介護施設の利用者が温和な場合は良いですが、頑固な方や認知症を抱えている場合は、通常の業務にも支障が出ることが珍しくありません。しかし介護業界ではやりがいを感じることも少なくありません。実際、全国労働組合総連合のアンケートによると、「今の仕事はやりがいがあるか」という質問に対して67.8%の人が「そう思う」と回答しています。介護をして誰かの役に立っているという達成感を味わえますし、人間関係で温かみを感じる場面も多くあります。

介護の仕事の生の声

実際に介護の仕事に携わっている方は、人間関係に関してどんなことを感じているでしょうか。生の声を聞いてみましょう。

利用者様のご家族様から「いつもみてもらってありがとうございます」と言われるとむくわれた気がします。利用者さまからも「ありがとう、いつも悪いね」と言われるととても嬉しいです。自分は人の役に立っているんだなと実感できる仕事だと思います。
高齢者の生活に携わり、その人らしい生活を提供することにはやりがいを感じる。
自分は人の役に立っているんだなと実感できる仕事だと思います。
お年寄りの気持ちがわかるようになり、思いやりが少しはもてるようになった。
入居者との楽しい時間などを共有できたときに、相手の楽しいうれしい様子を見られること。
利用時は活気もなく落ち込み気味の方が利用するようになって少しずつ元気になっていく姿を見た とき楽しかった、また来るねなど笑顔で帰られた時が一番良かったと思う。

このように人と人との繋がりを感じて幸福感を感じるという意見が多く見られます。

介護の仕事で大事なのは「人が好きであること」

介護の仕事を効率的にこなすためには、専門的な知識やスキルが大切です。しかし最も重要なのは「人が好きであること」だと言えるでしょう。介護は人と人とが触れあう仕事です。面倒なこともたくさんあり、ストレスを感じやすいことも多いでしょう。しかし人が好きで、「助けたい」という気持ちがある方はストレスを軽減しやすくなります。今後介護業界がますます拡大していく中で、この気持ちを持つ介護従事者の必要もますます大きくなるでしょう。