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しっかり稼ぎたいなら夜勤がおすすめ
介護に関連した仕事では、昼勤はもちろんですが夜勤もあります。夜勤の場合は夜働くことになるため生活リズムが多少崩れやすいものの、給料の面では恵まれています。勤務日数がそれほどない場合でも報酬が多く得られるため、プライベートを充実させたいという方には向いています。介護の仕事には夜勤専任の求人もあります。夜間に働きたい人材は不足しているため、職場は比較的見つけやすいでしょう。現在日本は超高齢化社会のまっただ中にいますが、夜勤には大きな需要が見込めるはずです。
夜勤は日勤の場合と異なり、利用者が就寝している時間に巡回をしたり、ナースコールに対応したりします。緊急事態が起きた場合に素早く対応しなければいけないため、昼勤務よりも緊張する場面があるでしょう。中には眠りにつけない利用者もいるため、そうした利用者へのきめ細やかなケアも必要となります。なお夜勤で働く場合、正社員として働くことも派遣として働くことも期間限定職員として働くこともあります。週5日ではなく、週に数日単位で働くことも可能です。
夜勤専任のメリットとデメリット
夜勤専任で働く場合の最大のメリットはやはり給料です。一般介護スタッフであっても日給2万円ほど稼ぐことができます。もし有資格者である場合はさらに1万円ほど高く3万円以上稼ぐことができます。10日間の勤務で30万円にもなるため、非常に身入りは良いと言えるでしょう。週に2日のペースで働いた場合、3万円の日給だと24万円の収入になります。週の残りの日数は自分のために使えるため家族持ちの方にも重宝されるシフトとなります。場合によってはダブルワークをすることも可能です。
デメリットとしては体力的な問題が挙げられるでしょう。若いうちは昼夜逆転しても対応できるかもしれません。しかし年齢を重ねるにつれて体力的にきつくなってくる可能性があります。家族持ちの方は家でも家事との両立もうまく計画する必要があります。
夜勤で働く場合の1日の流れ
夜勤で働く場合にどのような勤務スタイルになるのかを見てみましょう。まず夕方の5時に出勤して必要事項を引きつぎます。夕方6時には食事の準備を行い、夕食介助や服薬の介助などを行います。夜8時には就寝前の排泄介助や口腔ケア、着替えなどをサポートします。夜10時には見回りを行います。深夜2時に1時間ほど仮眠を取ります。
その後再び見回りをしたり、朝食の準備を行います。朝6時に起床介助を行ない、排泄やおむつ交換、口腔ケアなどをサポートします。その後朝食介助を経て、9時ころに日勤スタッフへの引き継ぎを行ないます。10時には退勤です。