介護は想像以上に力仕事が多い

介護の仕事は意外と体力仕事

介護関連事業の需要がますます高まっていると言われている中で、介護の仕事に興味を持つ方は多くいらっしゃると思います。介護の仕事と聞いてすぐにイメージできるのは、恐らく「コミュニケーション力の高さ」です。確かに高齢者の方や障害者の方と積極的にコミュニケーションを取り、少しでも日常生活がスムーズに送れるようにサポートしてあげる事が介護士の大切な仕事です。

とはいえ介護士として働く場合に大切なのはコミュニケーション力だけではありません。体力もかなり重要な要素です。介護士は食事の介助だけではなく、着替えや排せつの手伝い、入浴のサポートなども行ないます。相手の方の体力や体の機能にもよりますが、制限が多い方のサポートをする場合は、介護士の使うエネルギーは大きなものになります。そのため体力を相当削る事になる場合が少なくありません。

介護従事者の生の声

実際に介護業界に従事している職員達が、業務内容に関してどんなことを感じたか、生の声を見てみましょう。

150cmの女が170cmくらいの足に力が入らない男をベッドから車椅子に移乗するんですが、言われたら普通じゃないですよね(笑)50kg以上のかたの移乗なんて日常茶飯事で麻痺してますね。
日本ではトランスファーをマンパワーに頼りすぎなんですよ。聞くと、みんな腰痛持ちですから・・・ 身体の自由のきかない方を入浴させるのは一苦労ですし、自分は足もとははだしで濡れながらですので当然冷えてきます。
介護職は、単純労働でないのに重労働だし、利用者が認知症だと心理的にもきついです。

これを見ると介護の仕事は軽い気持ちで始めることができるものではないことがわかります。やはり介護が好き、あるいは人が好きだという方でない場合、精神的にもきつくなってしまうかもしれません。

コツを覚える事も大事

とはいえ介護の仕事全般を見た場合、身体的なケアを実際に行なっている時間はそれほど多いわけではありません。介護=力仕事とは限りません。コツを抑えることで身体的なケアの負担を減らすことはできます。

人間の体の動きに合わせた介助のポイントを意識することで、 介護を受ける側もする側も大きな負担なく一連の動作ができます。もちろんそうしたコツを覚えるためには、熟練した介護福祉士からよく教わることが大切です。