保育士の給料・稼ぎをアップする方法

保育士求人の基本

目次

保育現場の昇給現状は?

保育士のお給料は、一般的に年功序列のところが多いようです。つまり、保育士の経験年数に比例して、少しづつ給与がアップしています。公立保育園では、毎年昇給があり、安定的にお給料はアップしていますが、私立保育園はそれぞれの法人ルールによって昇給が行われているようです。そのため、毎年昇給がある保育園はほとんどなく、3年、もしくは5年という区切りのよい年数に合わせて昇給が行われているようです。

では、どのくらい給与がアップしているのでしょうか?賃金構造基本統計調査によると、保育士の昇給は約5年間で月額1万円ほどアップしていることが分かりました。経験年数が15年以上経過したり、役職につくことで給与がアップする傾向もあります。

保育士が昇格することが難しい理由

保育士が主任や副主任など何かしらの役職に就くことができれば、給与アップにつながります。しかし、保育士の多くは、昇給したくてもできない事情があるようです。それには職員の数が少ないためポジションが動かないことや、家族経営の園で働いていると園長は決まっていること、園に昇格の規定がないことなどの理由が挙げられます。

また保育方針が合わなことや書類などの事務作業が増えてしまい子どもと触れる時間が減ってしまうため、昇格することにためらいを感じている保育士も少なくありません。

保育士の給料をアップさせる方法とは?

さまざまな理由から昇格できず、給与が上がらない保育士は、給与アップのために何ができるでしょうか?それは「転職」です。ボーナスが多い園に転職したり、福利厚生や給料が高い効率の保育園への転職を考えることができるかもしれません。もちろん転職がすべて成功するとは限りませんが、慎重に転職活動を行えば年収アップにつながることでしょう。また、園長や運営法人に直訴や相談することもできます。

給与が上がらないことで悩んでいる同僚と共に嘆願書を提出することもひとつの方法と言えるかもしれません。転職に抵抗がある方もいることでしょう。そんな方は、スキルアップを目指してみるのはどうでしょうか?保育士に必要な資格取得を目指すことができるかもしれません。また、研修に積極的に参加することはもちろん、ピアノや英語など何でもできる保育士を目指してスキルを磨くなら、それが認められた時に給与がアップすることでしょう。