保育園での自由遊びやイベント・散歩

保育士の日常業務

目次

保育園の自由遊びの目的とは?

保育園に必ずある自由遊びの時間は、子どもの好きな遊びや子どもの興味や関心を知る時間でもあります。また、遊びを通して子どもの成長を見ることも目的としています。つまり、ただ子どもを自由に遊ばせるのではなく、遊びながら何かを学び、子どもの心身の成長をサポートすることが保育士に求められています。室内であれば、お絵描きやブロック、積み木、工作、絵本などで遊べるでしょう。

屋外ならブランコや滑り台などの固定遊具や砂場、縄跳び、ボール遊びなど運動器具を使って自由に遊ばせることができます。子どもが自由遊びで、好きな遊びを見つけて、選ぶことは自己表現や社会性を学んでいることにつながります。また、自由時間は一番素がでやすいので、安全教育にも最適な時間と言えます。保育士は子どもが喧嘩や嫌がらせ、いじめなどをしないで仲良く遊べるよう見守ってあげましょう。

遊びやすくイベントが楽しみやすい環境を作ろう!

保育園では、それぞれの成長や発達段階に合わせて保育することが求められているので、それぞれの年齢にあった遊びやすい環境を作るようにしましょう。そのためには子どもが興味や関心を起こしそうな遊びを複数用意することができるかもしれません。

保育士として、子どもが毎日楽しいを感じさせるために、子ども目線に立って必要なものが揃った環境を整えるようにしましょう。また、年に数回行われるイベントは、子どもだけでなく保護者も楽しみとしています。園によって行われるイベントは異なりますが、一番盛り上がり、思い出となるよう保育士にはアイデアや工夫が求められています。

お散歩で保育士が気を付けたいこと

日常カリキュラムにお散歩を定期的に取り入れている園は少なくありません。では、安全にお散歩するために、保育士はどんな点に気を付けるべきでしょうか?舗装がされていない道は、大人は問題なく歩けても、子どもの足ではつまずきやすく危険も潜んでいます。ですから、散歩コースを子ども目線で下見をすることが大切です。また、散歩中は、自転車に十分注意する必要があります。

自転車は車道を走ることが原則ですが、実際のところ歩道を走っている自転車は多く、危険が伴っています。子どもが自転車とぶつかると大きな事故になりかねませんので十分注意するようにしましょう。さらに散歩中、ご近所の方と会ったら保育士が子どもと一緒に挨拶をして、コミュニケーションの大切さを教えることもお散歩の目的のひとつです。是非、挨拶の大切さを子どもたちに教えてあげましょう。