保育士の勤務体制 開園準備~清掃~子どもの迎え入れ

保育士の日常業務

目次

保育士の勤務体制について

保育士を目指している方の中には、保育士はどのような日常業務をこなしているのか知っておきたいたい!という方もいることでしょう。では、まずは保育士の勤務体制から確認してみましょう。正社員として保育士で働く場合、1日の勤務時間は8時間(実働)が基本です。しかし、延長保育や24時間保育などをしている園なら、子どもを預かる時間は8時間以上になるため、シフト制を採用しています。

つまり、早番、中番、遅番といった時間帯をずらした勤務体制を採用することで子どもたちを長時間預かることが可能となっています。保育園によってシフトが週替わりだったり、年間固定されていたりなどシステムが異なっていますので、就職・転職する際には必ず確認するようにしましょう。シフト制を採用している園の場合、子どもたちを安全に預かり、1日の業務をスムーズにこなすために、子どもたちの情報の伝達や引き継ぎ作業をしっかり行うことが求められています。では、早番が担当になる開園準備には、どのようなことをしなければならないのでしょうか?

開園準備・清掃・子どもの迎え入れまでに流れ

保育士の日常業務は、まず出勤したら保育園の開園準備をすることから始まります。お部屋の掃除から始まり、換気、設備のチェック、その日のスケジュールの確認などをします。早朝保育をしている園の場合は、朝早くから子どもたちを迎えいれる必要があるでしょう。

開園の時間帯になったら、通常保育の子どもたちを迎えいれます。どちらの場合も、子どもたちを迎え入れる際には、保護者から体調などに関する伝言を確認して子どもを預かることが大切です。

保育園の一般的な午前中のスケジュール

子どもたちのお迎えが完了したら、朝の会を行います。朝の会では朝の挨拶、出席確認、体操などが行われます。園に連絡なしで欠席している園児がいるなら、保護者に電話をして様子を伺います。その後、カリキュラムに沿った活動をします。それには外遊びやお散歩、自由遊びなどプログラムに沿って活動を行います。

保育士は子どもたちがケガしたり事故がないよう、常に安全確認をしながら、子どもたちの世話を行うことが必要です。お昼が近づいてきたら、手洗いやうがいなどのサポートをし、お昼ごはんの準備に入ります。それには給食の配膳やエプロン、お手拭きなどの準備も含まれます。そして、子どもたちの様子を見ながら、一緒に食事を楽しみましょう。

保育園とは?
保育園は日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育することが児童福祉法第39条で定められています。