保育士の仕事 子どもの見送り~園内の掃除~仕事終了

保育士の日常業務

目次

保育士の仕事は子どもの見送りでその日の保育は終了!

朝から子どもたちの元気のよい声でにぎやかだった園も、保護者が迎えに来たらその日の保育士の仕事は終了です。迎えに来た保護者に連絡帳を渡し、その日の出来事や様子などを伝えます。子どもたちが保護者と降園したら保育は終了ですが、園によっては17:00、もしくは18:00から「延長保育」がスタートします。

近年ではほとんどの園で延長保育が採用されていることでしょう。延長保育は、子どもの年齢やクラスなど関係なく、子どもたちが一つに部屋に集まって室内で遊びながら保護者の迎えを待ちます。園によっては夕食も出るので、残業の多い家庭では助かるでしょう。ちなみに延長保育は、前もって申し込む必要があります。各園によってルールが異なっていますので確認されることをおすすめします。

園内掃除をして本日の仕事は終了

子どもたちが全員降園後、保育士は園の片づけや掃除をします。保育園は1歳に満たない赤ちゃんも過ごす場所なので、朝の掃除はもちろん、園を閉める前にも掃除をします。子どもが汚せばその度にキレイにすることで、感染症の予防につながります。

1日うちに何度掃除をするんだろう・・と思われる方もいるかもしれませんが、子どもの健康を守るためにも園内の掃除はとても大切です。1日の最後の掃除も気を抜かずに行いましょう。掃除が終了したら、戸締りをして退勤となります。イベントや行事などがある場合は、残業や持ちかえりの仕事が発生したり、職員会議や研修など時間外の仕事が生じることもあります。

保育士の役割とは?

保育園で預かる子どもたちは、保護者からの保育に欠けることが前提です。ですから、保育士には家庭で不足している部分を補う役割があります。それは主に生活習慣やマナーを身に付けさせることです。保育士が汚れをすぐの掃除してキレイにすることで子どもに気持ちいいと感じさせ、掃除や整理整頓の習慣を身に付けさせていきます。

また、着替えのサポートをしながら褒めることは自主性につながり、自分で全ての着替えが出来て衣服が畳めるまでの成長へとつながります。さらに毎日の給食も道具の用い方のマナーや、好き嫌いを無くす食育の役割も果たしています。1日のスケジュールの中に無駄なものはひとつもなく、すべて子どもの成長に欠かせない活動ばかりです。是非、保育士として日常業務をこなしていきましょう。