保育士の業務 昼寝~連絡帳記入~午後の自由遊び

保育士の日常業務

目次

保育士の業務、保育園の「午睡」

保育士の業務、保育園の午睡、連絡帳記入、午後の自由遊びについてです。

保育園では一般的に、「午睡」というお昼寝の時間が1日の生活カリキュラムの中に組み込まれています。つまり、子どもにとって睡眠はとても大切な時間なのです。もし睡眠不足状態だと成長発達が阻害され、心身共に健康な身体を作れません。

ですから、保育士は子どもたちの年齢に応じた適切な睡眠が確保できるようサポートする必要があります。たとえば1歳~3歳の子どもは1日12~14時間、4歳~6歳の子どもは10~13時間の睡眠時間が必要と言われています。保育士は保護者の方と連携し、1日の睡眠目安がとれるようサポートしていきましょう。

連絡帳記入をマスターしよう!

連絡帳は、読みやすい字で具体的に記入することが基本です。自由記述欄には、その日の様子を具体的に記入しましょう。その際、固定名詞や数字などを入れると内容が具体化します。たとえば「おやつのクッキーを〇枚、美味しいそうに食べていました」とか、「○○君と30分、ブロックで仲良く遊んでいました」などと様子を具体的に記入するのがポイントです。

また、子どもの成長で感じたことや、その日の体調や心情を感じた出来事などを記入することもおすすめです。読みやすいキレイな字で記入することはもちろん、誤字脱字やクセ字、不快な言葉使いなどは保護者を不快な気持ちにさせますので注意しましょう。連絡帳は、保護者とのやり取りをする重要なツールのひとつです。保護者と連絡帳を通じでコミュニケーションを図っていきましょう。

午後の自由遊び

すべての子どもたちの連絡帳が書き終わる頃、子どものお昼寝タイムも終了です。子どもたちを起こし、着替えのサポートします。その後、おやつを食べさせたら、室内や園内で午後の自由遊びの時間です。保護者の方がお迎えにくるまで、お友達と一緒に自由に遊べます。室内なら絵本やお絵描き、ブロック、積み木、追いかけっこなどで自由に遊べるでしょう。屋外なら滑り台やブランコなどの固定遊具や砂場、かけっこなどで身体を動かして遊べるでしょう。

帰り時刻が近づいている合間の自由時間ですが、ケガや喧嘩をしないよう、一日の最後までしっかり気を抜かずに見守りましょう。そして、保護者の方がお迎えにきたら、連絡帳を渡し、その日の様子や連絡事項を伝えて見送ったら保育が終了です。そして、子どもたちが全員降園したら、清掃や片づけをして退勤となります。