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子どもにウケる雑学やトリビア
4歳~5歳になると言葉も覚え、大人とのコミュニケーションを楽しむことができるようになってきます。しかし、まだまだ分からない単語も多くあるので、分かりやすい言葉を使って話す必要があります。また、この年代になると身体だけでなく、知能も発達し、さまざまな質問をしてくるようになります。
そこで子どもが分かりやすい雑学知識を教えてあげると「へぇー」と、目を大きくさせて驚くことでしょう。そして、家に帰るとすぐにママやパパにその雑学を話すに違いありません。ではここで、保育士が子どもから注目される雑学をいくつかご紹介しましょう。
「天気が曇ってくるとチューリップの花が閉じる」
園の外にはお花が植えてあることでしょう。その中のひとつ・チューリップは春の定番として栽培している園は少なくありません。そこで子どもたちと外に一緒に出る機会があったら、「チューリップの花びらは、天気に左右される」ことを話してあげましょう。そもそもチューリップの花は、気温が下がると閉じる性質をもっています。
なぜなら、気温が低くなることでチューリップの花びらの外側が伸び、閉じてしまうからです。しかし、閉じてしまった花びらを手のひらで温めると、チューリップはまた開きます。子どもたちと一緒に試してみるのはどうでしょうか?
動物の寿命について教えてあげよう!
子どもたちと動物について話す機会は多くあります。遠足で動物園に出かけることがあるかもしれませんし、園で動物を飼っているかもしれません。いずれにせよ人間と同じ哺乳類である動物について話たり考えたりする時間はあります。そこで生き物の寿命について話し、命の尊さについて教えることもできるでしょう。たとえば動物の多くは人間よりも寿命が短いのが現実です。たとえば犬や猫は10~20年、牛は20年、馬は30年、そして、象は50~60年と言われています。
もちろん、人間より長生きをする動物もいます。それにはゾウガメの200年、カラスは100年生きることが可能と言われています。身近な動物で長生きなのは、ヒキガエルの36年、コイの100年などがあります。これらの雑学知識を交えながら、子どもに生や死について教えることも保育士の役割と言えるでしょう。また、動物の生態について教えてあげることもできます。たとえば「こおろぎの耳は前足にある」という雑学は、子どもに注目されることでしょう。虫眼鏡で観察すると、両側にひとつづつ穴があいているのを確認できます。子どもたちと一緒に観察してみるのはどうでしょうか?